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App Store Reviewガイドライン(5.1.1 データの収集および保存)について
1. はじめに
App Store Reviewガイドラインを読んでも、具体的にどのようなことに気をつけたら良いのか、わからないことが多いのではないでしょうか?
そこで、今回は「5. 法的事項」 > 「5.1 プライバシー」 > 「5.1.1 データの収集及び保存」についてご紹介したいと思います。
2.「5.1.1 データの収集及び保存」について
ガイドラインの(iii)には下記のような記載があります。
(iii)必要最低限のデータ:Appは、中心的な機能に関連するデータへのアクセスのみがリクエストされ、関連するタスクの実行に必要なデータのみが収集および使用されるものである必要があります。可能な場合、「写真」や「連絡先」といった保護されているリソースへの完全なアクセス権をリクエストする代わりに、プロセス外のピッカーやシェアシートを使用してください。
https://developer.apple.com/jp/app-store/review/guidelines/#legal
要約すると、「主要機能に必要のない個人情報の取得を強要させてはいけない」ということです。
つまり、プロフィール登録などで「住所や電話番号、生年月日などなるべく多くの個人情報を取得したい」とサービスを提供する側の観点からはありますが、この行為がNGということです。
対処方法としては、2点あります。
①主要機能に必要のない個人情報は必須項目ではなく、任意項目とする。
②メモ欄に「なぜこの項目が必要か」を記載して申請する。
なお、②については、レビュー時に審査官とメッセージのやり取りが発生するため、審査が完了するまでに時間がかかってしまいます。
Appleの審査は以前と比較すると非常に早くなりました(48時間以内)が、想定外のケースもあるため、早めの申請をすることをオススメします。
3. まとめ
審査でリジェクトされると、残念な気持ちになってしまいますね。
また、予定より時間もかかってしまいます。
このような審査のノウハウを共有することで、審査が円滑になると良いですね。
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