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【2023年11月最新】FlutterがサポートしているAndroid / iOS Version
はじめに
クロスプラットフォームのアプリ開発フレームワークとして急成長しているFlutter。その大きな特徴は、一つのコードベースでAndroidとiOSの両方のアプリを効率的に開発できる点です。では、FlutterはどのようなデバイスやOSバージョンをサポートしているのでしょうか。本記事では、その詳細をご紹介します。※2023年11月現在はFlutter 3.13が最新
1. Android
サポートの背景
Androidは多様なデバイスやスクリーンサイズ、さまざまなバージョンが存在します。Flutterは、Googleが提供していることもあり、このAndroidの多様性を取り入れ、広範囲なサポートを実現しています。
具体的なサポート内容
Android 4.4 (API level 19) 以降
多数の旧型Androidデバイスでも動作が可能です。ただし、GoogleはAndroid4.4へのアップデート提供を2023年8月に終了しました。Android4.4は、Google Playサービスのアップデートが受けられなくなるため、Googleアカウントにログインできなくなり、PlayストアやGmail、Googleマップなどのサービスからも閉め出され、Googleのサポートが実質的に打ち切られます。詳しくは→https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1518792.html
AndroidのPlatform VersionとAPI Levelの対応表
Platform Version | API Level |
---|---|
Android 14.0 | 34 |
Android 13.0 | 33 |
Android 12.0 | 32,31 |
Android 11.0 | 30 |
Android 10.0 | 29 |
Android 9.0 | 28 |
Android 8.1 | 27 |
Android 8.0 | 26 |
Android 7.1 | 25 |
Android 7.0 | 24 |
Android 6.0 | 23 |
Android 5.1 | 22 |
Android 5.0 | 21 |
Android 4.4W(最善努力) | 20 |
Android 4.4(最善努力) | 19 |
2. iOS
サポートの背景
iOSはAndroidに比べデバイスのバリエーションは少ないものの、異なるバージョンのサポートが行われいています。
具体的なサポート内容
iOS 11.0 以降
これにより、多くのAppleデバイスでのアプリ利用が可能となります。ただし、最新の機能利用時は対応するOSバージョンが要求される場合があります。サポート対象と明確に定義されているのはiOS 16.0以降です。
まとめ
Flutterの柔軟性と幅広いサポートは、開発者にとって大きな魅力の一つです。この強力なサポートにより、様々なデバイスやOSバージョンに対応したアプリの提供が容易となります。詳しいサポート情報や最新情報は、以下参考に記載されているようにFlutterの公式ドキュメントで随時更新されていますので、ぜひチェックしてください。